BCSF 冨田しのぶBlog

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Thursday, August 16, 2007

8月15日

昨日は終戦記念日でした。
先週の旅でオートバイ少女から沖縄に行った際に訪れた
ひめゆりの塔の話を聞いてこの映画を見てみようと思いました。

「あゝひめゆりの塔」監督:舛田利雄
太平洋戦争末期に沖縄陸軍の看護部隊として従軍した
ひめゆり学徒隊を描いた作品。
若い乙女達が突然戦場に行かされて
怪我をした日本兵の治療をする。看護学生でもないのに。
映画でもその現場は壮絶に描かれていますが
実際はそれ以上だったんだろうなと。
それで沖縄がもう駄目だとなったらいきなり解散命令。
アメリカ軍が押し寄せているのに勝手に逃げろと。
不条理すぎる。
これは映画です。
だから実際の乙女達の気持ちは分かりません。
だけどこういう事があったという事実、
楽しい時にクスクス笑ったり、
噂の男子の事で冷やかしあったりする女の子達が
突然戦場へ行かされると言う現実、
それらを知る事が出来たので見て良かったです。

昨日、TBSの番組の中で終戦特集をやっていて
ゲストの作家の方(「日本のいちばん長い日」を書いた人?)が
今の日本の状況は戦争直前の日本の状況に似ていると言っていました。
飛行機を見て「今ミサイルが落ちて来たらどうしよう」と
怖くなりました。
何でもない様な事が幸せだったと思う、と
今日を振り返ってふと思いました。
そしてその後、これはとらぶりゅうだと気づき
ずっとこの歌が頭から離れません。

色んな事を思い考えた15日。
これからもね。

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