BCSF 冨田しのぶBlog

BCSF TOMITA Blog

Sunday, July 29, 2007

ゴダールとスピルバーグ。

世界中には色々な映画があります。
先日、ジャン=リュック・ゴダールの特集「爆音デジタル・ゴダール」へ
行きました。
最近私が好んで見ている映画は『インディ・ジョーンズ』です。
どちらの作品も面白みはそれぞれ。


『フォーエヴァー・モーツアルト』監督:ジャン=リュック・ゴダール
特集のタイトル通り、爆音です。
吉祥寺バウスシアターは音の設備がいいらしい。だから爆音OK。
ゴダール作品をあまり見た事がない私は、
彼の哲学を理解する頼みの綱は隣の席で見ている荻窪のトモ子。
上映後早速質問すると、最初寝てた、だって。
その後は荻窪のトモ子と吉祥寺でユルく討論会。
ゴダール作品は見て感じて考える映画だと思いました。
きっと今日も世界のどこかで
ゴダール作品の討論会が行われている事でしょう。


『インディ・ジョーンズシリーズ』監督: スティーブン・スピルバーグ
冒険ものです。ハリソンフォードです。
今のところ三作あります(現在4作目製作中)。
面白かった。ハラハラドキドキしちゃって。
でもただの爽快映画ではなくて、
特に「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」と
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は
その世界観について考えたくなる作品です。
どちらも対ナチスだし、
彼らが求める宝の秘密も訴えかけるものがあります。
あと『最後の聖戦』にはインディの父親役で
ショーン・コネリーが出てます。元気です。
それとインディの少年時代をリバー・フェニックスが演じてます。
キラキラしていてキュンとなりました。





もっと色々な映画を見て色々感じて
今後の作品作りに役立てたいです。

Tuesday, July 17, 2007

尾道と言えば

友達がバイクで旅をしています(女の子!)。
沖縄での合流を約束したけどタイミングが合わず、
広島か?四国のどっかか?行けるのか?と言った所。
広島、尾道、尾道三部作。
三部作でまだ見てなかった「転校生」を見ました。

「転校生」監督:大林宣彦
言うまでもなく男の子と女の子の中身が入れ替わっちゃうアレです。
見ているとだんだん男の子(尾美)が女の子(小林聡美)に見えて来たり、
小林聡美が尾美に見えて来るから不思議。

尾道三部作が面白いのはSFが表面的よりも
内面的な要素として扱われている事だと思います。
とても不思議な事なのに「思春期」と言うだけで
あり得る事かも、なんて思っちゃったり。
思春期に見た夢?妄想。ロマン。
彼ら彼女らは現実の男の子や女の子と向き合うために
憧れの男の子と、憧れの女の子と、俺と私とお別れします。
それで成長するのね。
あと景色がいい。尾道、やっぱり行きたい。

Wednesday, July 04, 2007

今週の娯楽

お芝居
ヨーロッパ企画の舞台「衛星都市へのサウダージ」を観に行きました。
宇宙船に乗り込んだ人々の宇宙船の中でのお話。
色んな人々が居て色んな事情があっていちいち面白い。
またまた面白いお芝居でした。笑ったなあ。

映画
「ペーパームーン」 監督:ピーター・ボグダノヴィッチ
交通事故で母を亡くした9歳の少女アディと
その母親と昔付き合っていた詐欺師の男モーゼ(アディの実の父親?)の
ロードムービー。
2人で組んで金儲けをしていく中でのあれやこれや。
とにかくアディがすごい。この子役すごい。
(史上最年少でカデミー賞助演女優賞を受賞したんだって)
タバコを吸う仕草、放つ言葉、表情、大人じゃん。
ハスキーボイスもかっこいい。
もちろん甘えたり泣きじゃくったりしない。
でも時々見せる表情が心情を物語っていて切なくなったり。
映像もすばらしいし話も面白いし何回でも観たい映画です。

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